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設立趣意書

 今日、我が国の国際的役割がとみに大きくなり、諸外国と国際協調関係が望まれるなかで、我が国の国際化が重要な課題となっています。やがて迎える21世紀は、技術革新の進展や高度情報化社会の到来を背景に、諸外国との経済交流は、ますます多面的かつ重要になるでしょう。

 もとより、この地大阪は、古来から交通の要衝の地にあり、畿内一円をはじめ全国、海外との幅広い交流の窓口として栄えてきました。今後、大阪は培ってきた進取の気性と自由な精神そして旺盛な活力を生かして、関西をはじめ我が国の国際化に取り組んでいかなければなりません。

 このような観点から、大阪市では臨海地区に先端技術開発機能、国際交易機能及び情報通信機能の整備を図り、21世紀を展望した国際交流拠点を形成することを目的として「テクノポート大阪」計画を策定し、推進しております。

 インターナショナルエキジビジョンセンタ-,オオサカは、その先駆的施設であり、内外の代表的見本市や国際会議、イベント等の開催の場として、様々な人々との出会いを演出するとともに、広く関西一円における人、物、技術、情報等各分野での多面的な国際交流を推進する拠点として、昭和60年3月竣工を目途に建設を進めております。

 一般財団法人 大阪国際経済振興センターは、このインターナショナルエキジビジョンセンタ-,オオサカを運営し、海外との取引の拡大、産業協力の促進及び国際間の相互理解の向上に資する事業を行うことにより、関西の国際化を促し、もって我が国の通商の振興及び世界経済の持続的発展に奇与するものであります。

昭和59年12月6日 設立者一同

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